難民をテーマにした映画が数多く上映される「第6回UNHCR難民映画祭」が、今週9日、日曜日まで開催されている。この映画祭で上映される作品では戦争や紛争、人権侵害や自然災害によって故郷を追われた人が描かれていると同時に、その苦しみを少しでも鎮めることができれば、という願いから彼らに寄り添う人の姿も数多く描かれている。
主催の国連難民高等弁務官(UNHCR)によると、この映画祭を通じて、世界に暮らす4,300万人の難民・国内避難民について知っていただくと同時に、ふるさとを追われた人がより明るい未来を築くための希望を持てるよう、手を差し伸べる気持ちを抱いてもらえたらと願っているという。
この映画祭の開催日には、作品『すぐそばにいたTOMODACHI』が上映された。
この映画は、今年3月の東日本大震災をうけて95人のビルマ(ミャンマー)難民がボランティアグループを立ち上げ、被災地へと向かった様子を撮影したもので、日本における自分たちの立場が厳しいものであるにもかかわらず、彼らは一体なぜ被災地へと向かったのかを問うドキュメンタリーだ。
ビルマ難民は、母国に帰れば逮捕され、どのような処罰がまっているかわからない立場だ。映画のなかで、「家を失くした私達だから、津波で家を失くした人たちの気持ちがわかる」「(母国で捕まって)死ぬまえに良いことをしたい」といったコメントが胸をうった。
映画祭については次のURLで詳細が見られる。
■関連URL
・第6回UNHCR難民映画祭の公式サイト

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